化粧品を買うときに、お肌のタイプ別にと書いてある、もしくは選択することがあるでしょう。
一般によくあるタイプは「普通肌」「乾燥肌」「オイリー肌」「敏感肌」「混合肌」の5種類。
その内の一つ「混合肌」というのはどういう肌か。
文字どおり、脂っぽいところとカサつくところがある肌。
多くは、頬とTゾーンの肌質の違い。
原因としては、季節の変わり目や生理前後のホルモンバランスの乱れが挙げられる。
そのため、季節や自分の体調にあわせたスキンケアが必要になってくる。
では、どんな対策をいいのか。
「洗顔」で考えてみると・・・
まず、しっかり泡立てる。(これは混合肌に限らず、洗顔の基本)
実はその泡立てた泡を、顔のどこに置いくかがポイント。
混合肌の人は、頬がかさつき、Tゾーンが脂っぽいわけだから、
頬から置くのはタブー。
落とす効果が一番高いところからまず置かなくてはいけない。
なので、その場所はTゾーンとなる。
最初に鼻に泡をのせて、なでるように洗う。
人差し指では力が入りすぎるから、中指と薬指でマッサージしているつもりの力加減がおすすめ。
しっかり洗わないと、なんて思って、ゴシゴシこすれば、余計に皮脂の分泌を招いてしまうので注意。
反対に、皮脂の分泌を活発にしようと思って、頬をゴシゴシこするのもタブー。
乾燥している肌に刺激は禁物!
泡を肌におく時間のことも考えて、まず脂っぽいところから洗い、乾燥しているところは最後に。
そんな細やかなところにも気をつけてケアしてみて。
空調設備に囲まれた暮らしをしている私たちにとって、肌の乾燥対策は重要項目じゃないですか??
肌がカサカサになって、肌荒れがすすんで、シワになっていく・・・
感想肌は、痒みを引き起こす。
乾燥肌というのは、肌の角質層から水分が少なくなったり、
皮脂の分泌が足りなくなったりしている状態のこと。
この角質層は、肌を外界の刺激から守ってくれる機能がある。
それが乾燥によって、角質層が弱まると…無防備な状態になってしまうってわけ。
角質層にはNMFという天然保湿成分がある。
これがたくさんあると、保湿力があり潤いある肌を保つことができる。
では、そのために必要なお手入れはどうすればいいのか??
注意点は次の3つ。
1.乾燥肌の人は硫黄入りの洗顔料や入浴剤を使用しないようにする
(脂性肌の人は、皮膚科ですすめられて使用することがありますが、これは肌を乾燥させるため)
2.40度以上のお湯で洗わない(洗顔はぬるま湯が基本)
3.タオルで皮膚をこすらない(上から押さえるように)
そうそう、洗顔の泡にも注意すること。
しっかり泡立てないとダメ。
手で泡立てず、顔にこすりつけて泡立てているなんてことは絶対しないこと。
それも乾燥肌にとっては刺激になるため。
しっかり泡立てる、またはコールドクリームで丁寧にふき取るというように、肌への刺激に気をつけてみましょう。
化粧品のスキンケア対策と上記のように生活の中で気をつける。
この併用が大切。
肌は主に普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌の5つに分類される。
今回は、あえて、肌トラブルの対策にとりあげられることの少ない、「普通肌」「脂性肌」「混合肌」について説明します。
○普通肌
角質層の水分が充分にあり、皮脂の量も適度な肌。
お肌のきめも細かく、理想的な肌タイプ。
セラミドやヒアルロン酸配合の化粧品で保湿をしっかりし、美肌をキープしよう。
美肌キープの対策は2つあるよ。
●睡眠をしっかりとり、肌に休養を与えること。
●紫外線を避けること。
この2つができないと、肌へのダメージが大きく、すぐにトラブル肌に転化してしまう。
○脂性肌
皮脂の分泌が多く脂っぽい肌が脂性肌。
特徴として、脂浮きしやすい、ニキビができやすい、毛穴の開きや黒ずみが気になることがあげられる。
原因は、過剰な皮脂が毛穴を詰まらせてしまうから。
雑菌が繁殖しやすく、炎症もおこしやすい。
対策は、とにかく充分な保湿。
セラミド配合のものがいい。
余分な皮脂を落とし、水分を肌にしっかり補充すること。
○混合肌
混合肌は脂性乾燥肌ともいう。
最近増えてきている肌質である。
特徴としては、
・夏は脂っぽくなり、冬はカサついてしまう。
・Tゾーンがベタつくのに頬などUゾーンはカサつく。
対策は肌への水分補給。
セラミド配合とアルコールフリーの化粧品がおすすめ。
アルコールは揮発性があるから、肌を乾燥させてしまう。
洗いすぎて、バリア機能を落としてしまうと、乾燥肌・敏感肌へ転化しやすい。